国産スポーツカーランキングで、一番ピュアなモデルといえばホンダNSXをあげる人が多いでしょう。
ホンダNSXはバブルの時代背景にも恵まれ、1990年に初代型E-NA1が発売されています。F1参戦第二期を迎えたホンダにとってみれば、まさにフラッグシップモデルだったわけです。
現在のホンダはミニバンメーカーのようになってしまい、F1に参戦していながらスポーツカーはS2000を残すのみ。ランキングに投票したくても、ホンダファンはうずうずしてしまう状況になっています。
NSXは2005年にアメリカの06年排ガス規制への対応が出来ないことから、生産を終了していますが2010年を目標に販売再開とのうわさもあります。
国産スポーツカーの中でも、オールアルミボディの採用やMR(ミッドシップリアドライブ)の採用など、NSXは一種独特のクルマです。
ホンダはモデルチェンジサイクルが短く、発売されてもすぐに消えてしまう車種も多く存在します。MS-X等は販売好調だったようですが、排ガス規制の対応などもあり数年で姿を消しています。
それに比べるとホンダNSXは15年間も長きにわたり、マイナーチェンジを繰り返すのみで製造が続けられていたのです。
発売まではボディ剛性の弱さを、当時のF1ドライバーだアイルトン・セナや中嶋悟選手に指摘され、その結果オールアルミボディを開発しています。
現在でもリフレッシュプランにより、長く乗り続けるオーナーが多いのも特徴的です。初代型のE-NA1で800万円、二世代目のGH-NA2(MT)/GH-NA1(AT)、三世代目のLA-NA2(MT)/LA-NA1(AT)と進むにつれ、1300万円の価格モデルも存在しています。
もちろんNSXはハンドメイドによる生産のため、一台ごとにかなりの製造時間が掛かります。またグレードが分かれることも、価格面には影響を及ぼしていたようです。
国産スポーツカーとしてはフェラーリに匹敵するテクノロジーを持つホンダNSX、加給器を使わないで280PSを発揮するエンジンを搭載するなど、スポーツカーファンをうならせる一台といえます。
現在のホンダは販売台数に主眼を置く量産メーカーとしての色が強くなり、トヨタ型の車種構成になっています。
スポーツカーランキングの頂点を極めるような、時期NSXはアキュラブランドとして日本に上陸するとも言われています。いずれにしても北米での成功が、NSX復活の鍵を握っているようです。
ホンダのスポーツカーといえば、頂点に立つのはNSXでしょう。現在ホンダのスポーツカーはS2000のみですが、過去にはプレリュード、インテグラ、CR-X、シビックなどが存在していました。現在はアコードやシビックといったスポーツセダンこそあれ、2ドアのスポーツカーのラインナップ充実を望むファンも多いメーカーです。
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